メカニックコラムMECHANIC COLUMN

エアコンのメンテナンス

令和4年11月21日

気温が低くなってきますと、ヒーターの時期ですドイツは寒い国ですので問題ないと思いますが我々も一安心できます。
(夏とはちょっと違いますね)

一番増える修理内容はエアコンが効かなくなることです。その中でも、今W211 Eクラスでリヤのエアコンより暖房が出てしまうという症状が特に増えていると感じます。
今回は、その作業をご案内させていただきます。

ヒーターバルブの交換この故障の特徴としては、故障診断コンピュータDASには故障コードが入らないことと、症状はエンジン始動後時間が経ってから現れるという点です。
この場合には、ほぼ 冷暖房の切り替えをしているヒーターバルブが故障原因です。

では、次に交換作業のご説明をさせていただきます。
まず、フロントのワイパーアーム及びワイパーリンクを外します。
メカニックは、フロントガラスの近くで作業をしますので、必ずマスキングテープを貼り保護をする様に心掛けています。

ヒーターバルブの交換そうしますとヒーターバルブが見えてきますので、新品に交換致します。
最後にクーラントレベルを調整して終了です。

ちなみに、右ハンドル車と左ハンドル車では取付けられている位置が違いますので、交換時間が変わります。右ハンドルのほうが時間が掛ります。

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